2020年11月12日

杉板

雨戸の戸袋の鏡板のための杉板です。
杉の赤身の柾目板は最近はあまり流通していないようで、
はるばる秋田からやってきました。

赤身の柾目で無節となると枝打ちをまめに行う必要があり、
使える大きさになるまでにとても手間と時間がかかる材料で、
次の世代、あるいはそのまた次の世代のために育ていくという
気概がないとできない仕事だと思います。
そんな先の世代にもこういった材料を使う文化が続いていてほしいです。

  


Posted by zoukei at 14:48Comments(0)建築の仕事