zoukei

富士の厚原の家の1年点検を行いました。
初めの一年でよく起こるのは、木製建具屋や家具の動きが悪くなることと、
塗装、左官仕上げのひび割れ。

無垢の木材を使用すると、最初のうちは梅雨時の湿気や冬季の乾燥によって
反ったりすることがよくありますが、不思議なもので数年たつと落ち着いてくるので、
どの程度直すのか悩ましいことがあります。今回は問題無しでした。

壁や天井を塗装や左官仕上げにした場合は下地材の継ぎ手によくひびが入ります。
これが全く出ないことはなかなかないのですが、塗装の補修は比較的簡単なので
やはりビニールクロスよりは良い仕上げだと思います。
ビニール袋の中で生活はしたくないですからね。

写真はR壁に出た塗装のひび補修の下地調整をしているところ。






  

富士の厚原の家を撮影してきました。

撮影しているときはとにかく水平、垂直には気を付けているのに
帰ってＰＣで確認するとどうもおかしい。
一度プロの手ほどきを受けた方がいいなーと撮影するたび思います。

それと来春、新緑のころもう一度撮らせてくださいね。やっぱり緑があると映えますから。


  

今日は厚原の家の引き渡しでした。

いろいろと残工事が出てしまいましたので、まだ完成の姿がみえていませんが、
気持ちよく、居心地良よさそうな家になりました。

この家の敷地は南側に建物がないため、素直に南側の光を受け取るよう
Ｌ型にＬＤＫを配置し、デッキと庭を設けています。
その他、脱衣、浴室、寝室の配置も、自分で言うのはおかしいですが、
出来上がってみると、敷地条件に従ってあるべき所にあるべきものが
配置されてるなと感じられました。
まあ、坪庭を設けたりしてあるべき所を作り出すこともしてはいますが、
出来上がった家の構成に違和感がないのは非常に大切だなと感じました。







  

昔の箱階段とはちょっと違いますが、
家具工事で階段板を受けられるように箱を作ってあります。
なかなかの収納力ですよ。


  

厚原の家の内外壁の色決めをしました。
色と形には相性があるのでそこを考えると
おのずと決まってくるのですが。。。悩ましいですね。


  

厚原の家はキッチンも含め家具は製作します。
家具職人さんと材料の確認や棚の割り付けなどの打ち合わせを行いました。
家具によって部屋の雰囲気がかなり変わるので慎重にしかし思い切って決めていきます。

  

意識して曲面を取り入れることはしていません。
それでも、時々曲面を使うのは導線や視線が
これによりスムーズになる場合です。
無理に取り入れると下品になるので使うべきではないのですよ。

写真は子供室への入り口、導線が緩やかになり、
ホールの広がりも柔らかなものとなりそうです。


  

厚原の家が上棟しました。

途中２階の桁の通りが真っすぐにならず何度も調整
ずいぶん時間が掛かってしまいましたがなんとか直せました。
いい加減なまま進めてしまうと後の工事に支障が出る
可能性がありますのでこの位ならと進めてはダメなのです。



  

厚原の家の配筋検査を行いました。
毎度のことですが、施工業者と検査機関そして私が
それぞれでチェックを行います。
問題なく配筋されていましたので明日はコンクリートの打設です。
気温も上がってきてコンクリート工事には良い時期ですが
明日は天気が微妙。
打設後数時間たってから雨だと最高なのですがどうでしょうか。




  

厚原の家も着工しました。
今週後半からは暖かくなるようで外仕事には良い時期になります。
これで花粉が飛ばなければ本当にいい季節なんですが。。