zoukei

小堤山公園の家の1年点検を行いました。
無垢木材での造作家具や建具は季節により膨らんだり縮んだりするものです。
写真は左官屋さんがカウンターと壁の取り合いの隙間を漆喰で埋めているところ。
面倒なこともありますが、やはり無垢の材料の質感は良いですよ。





  

ようやく左官工事も中盤です。
左官屋さん天井塗りに苦闘中ですが、
職人さんの手仕事が優しい雰囲気を生み出してくれます。





  

写真は格子戸の材料。
格子の中に格子を入れ込んだ手のかかるデザインなので、
材料を見るだけで大変そうです。




  

デッキのアウトラインを曲線で計画しています。
板はもちろん直線なので大工さんに大きめに作ってもらい
カットラインを現場でベニヤに描き、これを定規にして工具で切り落としてもらいます。
全長6ｍの曲線を現場でフリーハンドで鉛筆書きするのはなかなか難しい作業で、
３０分程格闘しました。




  

ほんの数日前に植えた時には小さなつぼみだったのに花が咲き始めました。
先週現場で数時間のうちに膨らんできていたので来週には葉が出るかと思ったら花でした。
アメリカザイフリ木は花が先なんですね。知りませんでした恥かしい。



  

和室玄関の土間に天竜川の川石を敷いているところです。
グッと雰囲気出てきますね。
古典を堅苦しくなく取り入れられるといいんですよ。




  

ようやく外壁が仕上げの工程に入りました。
ここではスプレーで吹き付けた後を追って左官職が鏝で引き押さえていきます。
職人の鏝の引き方で雰囲気が変わるので、目立たないところで調整して調子を決定しています。
左官仕事は見ていて飽きません。出来上がったものも飽きませんね。手仕事は良いものです。


  

左官仕上げは工程が多いです。
写真は「中塗り」で、この後十分乾くのを待ち仕上げとなります。
職人さんの手間で作られていく質感はサイディングなどでは
絶対に得られませんね。


  

外壁の左官仕上げの色決めです。
建物の形や大きさとの相性があるので悩ましいんですよ。
現場はモルタルの下塗りの状態。来週中塗りをして
3月に入るまで十分乾かしてから仕上げにかかります。



  

タイルのショールームに建て主さんと伺ってきました。
小堤山の家ではアクセントにガラスモザイクを使います。
住宅に使うのには難しいタイルなので小さな空間に
予めそのための場所を作って使用するようにしてあります。